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官能小説 | 歴史・時代 | 二人蔵の中より シリーズ - 二人蔵の中よりW(終) | 夢月亭清修

『二人蔵の中より』

二人蔵の中よりW(終)

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≪あらすじ≫
 精も根も尽き果てたか、眠気堪えた眼差しの二人は、しかし依然として互いを見つめ合い、狭い敷き布団を分け合って――嗚呼、横にはなっているが存命であるらしい。
 しかしやがて、環が枕元の小瓶に手を伸ばして、芳之助にそれを見せた。
「若様、私、お先に逝きますね」
 そう言って、掌一杯に錠剤を取り出した。意を決するように一度芳之助に目配せし、そして――

≪伯爵家長男と女中の恋物語――これにて閉幕≫
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