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官能小説 | SM | スペア 3 | かよたかけい [p.1/p.12]

『スペア<全26話>』

官能小説 | SM | スペア 3 | かよたかけい [p.1/p.12] | 幻創文庫[p.1/p.12]

スペア 3

[p.1/p.12]
『瀬美屋樹里さん、瀬美屋樹里さん。進路指導室まで来て下さい』

 突然の校内放送が、授業が終わり帰宅の準備をしていた樹里を呼んだ。
「瀬美屋さんが呼び出しって珍しいね。明日は嵐になるかも」
 クラスメイトが樹里をからかう。
「珍しくないわ。委員会でよく呼び出されてるし」
 樹里は笑いながら友だちに返すが、内心には不安が広がっていた。

 嫌な予感がした。

 通学鞄を掴むと、樹里は呼び出された進路指導室へと向かう。
 そしてスライドドアを開けた瞬間、嫌な予感は的中していたことを悟った。