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ボーイズラブ | 年下攻 | take pride in myself | 倉片 透流 [p.1/p.10]

読み切り

ボーイズラブ | 年下攻 | take pride in myself | 倉片 透流 [p.1/p.10] | 幻創文庫[p.1/p.10]

take pride in myself

[p.1/p.10]

―――布の擦れる音

性急な動きで剥されて行く洋服が足下に散らばる。

―――耳に留まる水音

絡め合う舌先から発せられるその音に思考が遠のく。



此処が玄関だと忘れたのか、馬鹿者。



自分より五つも年下、自分よりも大きな身体の相手をこの腕に包み込む。
長い黒髪は肌をくすぐる様に這い、長い指は目的を持って肌を撫でる。

常識なんて存在しないこの空間に身を置き、全ての感覚を解き放って相手からの愛撫を受け入れる今が、自分の望みだったりするんだ。


淫乱、大いに結構。


好きなんだから求めて何が悪い。
年下のコイツに組み敷かれる事にプライドは傷付かないかって?

そんなプライドはとうの昔に捨てた。


ただ欲しい。


ソレだけだから。



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