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官能小説 | SM | 大人の雰囲気のバー第八夜〜結実〜(38)蘇る疼き | 重兵衛 [p.1/p.4]

『大人の雰囲気のバー第八夜〜結実〜』

官能小説 | SM | 大人の雰囲気のバー第八夜〜結実〜(38)蘇る疼き | 重兵衛 [p.1/p.4] | 幻創文庫[p.1/p.4]

大人の雰囲気のバー第八夜〜結実〜(38)蘇る疼き

[p.1/p.4]
(典子も感じちゃっているのね・・・。て事は、典子も・・・)
これまでに数多くの責めを受けて自らがMである事を十分過ぎる程自覚させられていた麻里子だったが、後輩である典子にもその傾向がある事を知らされてしまっていた。

「先輩が先輩なら後輩も後輩だな・・・」
呆れたように麻里子の耳元で囁くオーナーの声に麻里子はゾクゾクと背筋に冷たい物を感じてしまっていた。

「ほら、この下着を見て下さい」
いつの間にか典子の下着が剥ぎ取られて客達の方に掲げられていた。
「今から客席の方に回しますからじっくり匂いを嗅ぐなり、濡れ具合を確認するなり、好きにしてください」

典子が弱々しくイヤイヤと首を横に振るが、マスターは当然ながら全く動じる様子もなく剥ぎ取ったばかりの下着をビニール袋に入れると店員に渡した。
そして、店員はその袋を端の方にいた客に渡す。
どうも、それを客達の間で回すようだった。
その光景は客達にお尻を向けさせられている典子からは見えないが、すぐにそれと分かるように客達からコメントが寄せられていく。

「なんだ、このいやらしい臭いは、可愛い顔してこんな臭いさせてるのか」
「しかもこんなにヌルヌルに濡らして、こいつも真正のドMだな」
「まだ大した事もされていないのにこんなに濡らすなんてなんていやらしい子だ」
客達からのコメントが耳に届く度に典子は恥ずかしそうに弱々しく首を横に振るしかなかった。