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官能小説 | 痴漢・屋外 | 痴漢地獄(18)2回目の「痴漢専用車両」 | 重兵衛 [p.1/p.3]

『痴漢地獄』

官能小説 | 痴漢・屋外 | 痴漢地獄(18)2回目の「痴漢専用車両」 | 重兵衛 [p.1/p.3] | 幻創文庫[p.1/p.3]

痴漢地獄(18)2回目の「痴漢専用車両」

[p.1/p.3]
「次の駅から乗客が増えるからな。そこから大学の最寄り駅まで約30分ある。しっかり楽しませてもらうからな」
(もう暴れたり抵抗する訳にはいかないし、そもそも逃げられない・・・)
「昨日はカナちゃんに逢えなくて寂しかったから、今日はその分も可愛がってあげるからね」
痴漢達の言葉にカナの顔がこわばっていく。
「そんな思い詰めた顔をしなくても良い。カナちゃんも楽しめるようにたっぷり感じさせてあげるから、楽しんだら良いよ」
カナを小馬鹿にしたような言い方に少し腹が立つがそんな事ばかりを気にしている訳にもいかなかった。
どこでどうやって知りえたのか分からないが、名前やカナが処女である事も知られ、さらには恥ずかしい写真を質に取られている以上、あからさまな抵抗は出来ない。

(何とか耐えなきゃ・・・)
今のカナに出来る唯一の抵抗は感じ無い事だけだった。
カナの反応が乏しければ痴漢達は満足しないだろし、カナに飽きてその興味は他に行くだろう。
しかし、最初からカナには自信が無かった。
そもそも、朝から疼いてしまって、一時的にとは言え、痴漢される可能性の高い先頭車両に自ら乗り込もうとしていたのだ。

しかも、入学式の朝には初めて痴漢に遭ったにも関わらず、痴漢達のテクニックに嫌と言うほど翻弄され、恥ずかしくもドロドロに感じさせられ、いやらしい淫蜜を大量に分泌してしまっていた。
(いや、それでも、少しでも・・・)
もし感じてしまっても、少しでも感じていないフリをしなければならない。
(あっ、そんなぁ・・・)
しかし、カナは自分がそういう状況に追い込まれた事にすら感じてしまいつつあった。
朝からの疼きが徐々に増幅され、腰の奥が熱くなりだしていた。

(ダメぇ・・・)
そこが蕩けるくらい熱くなってしまうのも時間の問題だった。
そうこうしているうちに電車は次の駅に着いた。
そしていつも通り、その駅から大勢の乗客が乗ってくるので車内の混雑度は一気に増し、カナは痴漢達と思われる集団に取り囲まれたままさらにギュウギュウと押し込まれ、車内の一角に誘導されてしまった。
そこは先頭車の中では一番後ろの扉の横だった。
その扉はちょうどカナが降りる駅までは開かない。
そこまで約30分。
(もう逃げられない・・・)
カナは絶望的な状況に追い込まれてしまった。
駅に着いたら解放されるかもしれないし、もしかするとそのままどこかへ連れて行かれてしまうかもしれない。

(こいつらの狙いは一体・・・)
集団で痴漢をする行為は単独よりもやりやすいのかもしれないが、その分、周囲の目につきやすい。
その為、発覚し、摘発されてしまうリスクも高くなってしまう。
にも関わらず、この痴漢達は一度ならずも二度もカナに迫ってきていた。

(ただ痴漢するだけじゃないはず・・・)
そんな事の為にこんなリスクを冒すのもおかしい。
(きっと何か裏があるに違いない・・・)
しかし、カナにはそんな事まで考えている余裕はなかった。